【セル始動不良】リトルカブFI正常電圧バッテリーなのに・・・原因は?交換したらセルモーターが復活

リトルカブFI2008
リトルカブFI2008車両

2008年式リトルカブFIのセルモーターが回らない。

スターターリレーから「カチッ、ビーーーーー」と弱々しく鳴るだけでモーターが回る気配がない。

youtu.be

症状は携帯で動画を撮った。

リトルカブFIはキックペダルがあるから、いつもキックで始動している。

キックを楽にするために、セルスイッチを押しながらキックすることもあった。

今まではそれで楽をして始動していたんだけど、最近はセルスイッチを押しながらキックだとエンジンが始動しなくなった。プラグが点火していないの?

となると電圧が足りないのか?

しかしながら、すこし前、リトルカブFIにサイドスタンドを取り付けた際、ついでにバッテリーの電圧も測定していた。

そのときのバッテリー電圧は13Vほどあった。

バッテリー充電も行った。

だからバッテリーに問題があるとは思っていなかった。

結論から言うと、新品バッテリーへの交換で無事セルモーターが回ったのだが、そうなるまでの原因の考察と結果を書いておく。

参考になる人がいるかも知れない。

【原因①】モーターASSY.スターティングを疑う

まず疑ったのはセルモーター自体。

モーターのブラシがすり減ることで、コイルへの導通ができなくなり、モーターが回らなくなる。

また、ブラシとコイルの摺動部にサビや鉄粉などの汚れが付着することでも導通が悪くなりモーターが回らなくなるらしい。

また、カブ系では見なかったが、他の原付ではコイル外周部に付いている永久磁石の接着が剥がれることもあるらしい。

セルモーターが原因かどうかを診断するには、セルモーターを外して、バッテリーに直付けして始動してみたらいい。

セルモーターが原因であれば、バッテリーに直で繋いでも回らない。

ちょっとめんどくさい方法だけどね。

純正セルモーターASSYが高すぎる

モーターASSYを購入するとなると、3万円くらい吹き飛ぶ。

モーターASSY.スターティングの型番は31200GN5902

上図の1番の範囲が31200GN5902

見た目はこんなの。

いま、Yahooでの価格は34270円。

高い、高すぎる。

しっかし純正品、高すぎじゃね?

「モーターごときに」と思ったのは僕だけではないはずだ。

セルモーターにこの金額を出すんだったら、毎日キックでもいいかなとさえ思う。

これなら、モーターを分解して中のブラシだけ交換でもいいと思う。

ちょっと大変そうだけど。

ブラシ交換の費用は

ブラシ交換だと、純正品が1408円で売られている。

上図セルモーター分解図の2番のパーツ。

型番は31201187701

ヤフーショッピングで1408円+送料。

これで治るなら安い。モーター分解をしなきゃいけいないが。

互換品という選択肢

TOKUTOYOというウェブショップでは31200GN5902互換品が5980円で売られている。

商品番号はM129521。

これを使ってみるのもありだと思う。

この安さは魅力。

この商品は純正セルモーターの型番と適合している旨を説明文に書いているから、その点は安心。

モーターの構造なんて単純なものだから、互換品でも大丈夫じゃないかなとも思う。

輸入品ではあるから、品質や耐久性は心配だが。

商品のレビューもいくつか見たが、みんな問題なく使えているみたい。

ホンダ対応 マグナ50/スーパーカブ50/70/90/リトルカブ50

【原因②】セルモーターリレーを疑う

セルモーターリレーの内部の端子が劣化することで、セルモーターが回らなくなることもあるらしい。

セルモーターリレーは上図の赤丸で囲ったもの。23番のパーツ。

パーツリストだといまいち位置関係がわからないから、実際のスターターリレーの位置も載せておく。

リトルカブのサイドカバーを開けたところに、ゴムカバー付いている電装部品がスターターリレーだ。

ゴムカバーをめくって爪を押し込みながら引っ張ると簡単に外すことができる。

型番は38501GAM007

値段は3500円くらい。

このリレーを交換するだけで治ったという人もちらほらいた。

これなら値段もそれほど高くないので、交換してみるのもアリかなと思った。

一般的に寿命は3~5年と言われているらしい。メーカーは耐用は10万回使用を目安に作っているとのこと。

今回は交換しなかったけど、2008年式のバイクだし、おいおい交換しようと思う。

2026/03/18更新

スターターリレーの交換を行った記事がこちら

リトルカブFIのパワーリレー・スターターリレー交換でセルの回転を良くしたかったのだが・・・
前回、リトルカブFIのバッテリー交換でセルモーターが無事に回るようになった。その時の記事はこちら。配達で何回か使用したが、セルモーターでの始動は問題なく行えている。でも、すこしモーター回転の力強さが物足りない。圧縮上死点付近にピストンがある...

結果はリレー交換は意味なかったんだけど、読みたい人はどうぞ。

【原因③】アーシングというものを検討する

バイクや車のバッテリーマイナス端子は車体に繋がれている。

車体に繋がれている端子が腐食したり劣化したりすることで導通が悪くなり、あらゆる電装系に悪さをすることがあるらしい。

youtu.be

この、戸坂モータースさんの動画が参考になった。

この動画の原付では、セルモーターのアース線から、バッリーマイナス端子間の抵抗が増大していたことによる、セルモーター回転の悪化だった。

アース線を追加しただけでスルスルと回っているのには驚いた。

この動画ではセルモーターへのサブハーネスを新品に交換することで修理していた。

特にセルモーターは電流電圧を消費するので、影響はでかいらしい。

【原因④】バッテリー電圧は正常だったんだけど・・・

もっとも初歩的な原因として、バッテリーがある。

電圧が下がっているバッテリーではセルモーターが回らない。

「セルモーター 回らない」などでググると一番上に出てくるような答えだ。

リトルカブFIのバッテリーは13V近くあった。

だから原因はバッテリーではないと確信していた。

バッテリー電圧が正常でもだめな場合がある

正常電圧が出ているバッテリーでも、セルスイッチを押した時の電圧が4Vくらいまで、異常な低下することがあるということを知った。

以下の動画が参考になった。

youtu.be

二宮翔平さんのYouTubeで紹介されていた。

バッテリー充電直後でも、バッテリーが弱っているとこういう症状になるみたい。

これは知らなかった。

バッテリーの劣化って、そういう形で現れることもあるんだね。

これならお金もかけず測定できる。早速やってみよう。

テスターを持ってきて、セルスイッチを押しながら電圧を測定する。

写真は撮れなかった。手が4本位いる。

セルモーターを回したときの電圧降下にびっくり

4Vほど。

台湾YUASAの新品バッテリーがあったので充電せずに繋いでみた。

型番はYTX4L-BS

新品バッテリーに交換すると、セルモーターが元気よく回った。

副産物~リトルカブの異常なエンブレが治った

いままで、リトルカブの減速時、クラッチを切らないとかなり強力なエンジンブレーキが効いてしまってガクガクしていた。

なんだかおかしいと思っていたけど、カブはほぼマニュアルだからこんなものだと思っていた。

エンストもしなかった。

あと、僕のリトルカブは88ccにボアアップをしてエニグマで燃調を取っているから、僕自身の燃料調整が良くなくてこういう症状が出ているのだと思っていた。

だから、アクセル開度が低いときの燃料噴射を調整したりもしてみたが、あまり改善しなかった。

ネットで調べてみても、「カブのエンジンブレーキは強い」とスクーターと比較しての話しかないから諦めていた。

今回、バッテリーを交換したら、以前あったような、不快なエンブレの効き方がなくなった。

やはりあれは異常だったんだ。

しかしなぜバッテリー交換で治ったんだろう。

バッテリー交換で異常なエンブレが治った理由

これは想像だけど、バッテリーが劣化していたことで、エンブレ時のプラグが失火していたんじゃないかな。

アクセルを戻したときに、ヘッドライトが暗くなる事があった。

カブはこんなものだろうと思っていたけど、ヘッドライトが暗くなるということは電圧が下がっているということ。

点火プラグにも当然電圧がかかる。

一分間に何千回転もするエンジン。

そのうちの何回かはバッテリー劣化による電圧降下によって失火していてもおかしくはない。

こういうわけで、バッテリー交換により、異常なエンブレの効き方が改善したのではないかと思っている。

詳しい人は教えてほしい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました